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いろいろ、動いてますね、、、
気が付けば今年もはや1か月半じゃないですか。
皆様ご機嫌はいかがでしょうか。
僕は、10年来の新システムがいよいよ完成間近でして、来年には提供開始したい気持ちはあるのですが、どうも雑務といいますかチマチマやらねばならぬことが発生してしまい思うように動けないジレンマに陥っております。
不動産業界も先行き不安ですし、良いも悪いも2極化しております。まじめにやってる方がなかなか成果を出せず大変な思いをしているさまも見受けられます。なんとか不動産業界の皆さんの営業成績向上に一役買いたいと思い、年内にはシステム完成を目指して頑張りたいと思っています。
今年の不動産業界も東京都を中心として地価が高値を付けたとかのニュースでにぎわいましたが、地方では相変わらずよくて「下げ止まり」であり、やはり全体的な”斜陽感”は否めません。少子高齢化と地方衰退&都会へのシフトによって、大手仲介会社が不動産総合本体に吸収される現状だったりを見るに、やはり着々と現状は変化をしていっています。
業界の多勢を占める中小零細不動産会社の現状はあまり変化はありませんが、不動産市場とそれを取り巻く背景は確実に変化してきています。
先日来、銀行が住宅ローンを取りやめるというニュースが世間に衝撃をもって伝えられました。
三菱UFJ信託銀行が住宅ローンから撤退、みずほ銀行は東北、中国、九州といった地方における住宅ローンの新規取扱い停止。
それぞれ実際に市場への影響力は軽微とはいえ、「住宅ローンをやめる」という事自体が、なにか時代の変化を感じます。
まして、銀行は合わせて同時期に莫大なリストラを発表しています。3メガバンクで3.2万人もの業務削減です。人員整理とは言わないものの、3.2万人分もの仕事がなくなるわけです。リストラないって言っても、ねぇ、銀行さんは半沢直樹で見た通り出向やらなんやらありますし。
フィンテックといって、テクノロジーを使って銀行やら金融やらを便利にしていく動きが世界的になり、かつ、国境を越えて金融サービスが行き来する時代に、昔ながらの銀行ではもはや太刀打ちできないというところなのでしょう。
機械が自動的にビュッとやるのと、人間がいろいろ事務作業するのとでは、コストもスピードも段違いです。
車も自動運転になろうかという昨今、たぶん融資審査などもAIがガシガシやるようになって、もはや人が介在すること自体がリスクになってしまう時代になるのかもしれません。
不動産もリーテック(RE-TEC)なんて言って、テクノロジーで不動産業をやってしまおうなんて動きもあります。
ま、まだまだ人の介在がないと難しいとは思いますけれども(とくに売買は)、不動産取引の電子化も始まりましたし、近い将来どうなることかはわかりません。
たぶん、ごく近い将来、不動産情報は統合されレインズが公開されるあるいはそれに近しい状態になると思われるので、そうなった場合、不動産業の存在意義自体が問われる事態となってきます。(ポータルサイトなんかも意味をなさなくなってきますね。)
テクノロジーの進化、少子高齢化、国際競争、いろんなファクターが急速に結合していきそうです。
今年はそういった意味で不動産業もずいぶん進展がありました。日々過ごしてますとあまりかわらない感じもしますが。
当社にも、フィンテックやりませんかリーテックやりませんかというお話をここ1〜2年でいただくことが増えました。
(ただ、話を持ってくる連中の大半が、「アイデアを出して、まずは自分で作ってみて、自分でサービスせよ」その上で成功したら出資してやるとかいう”馬鹿かお前は?成功したらお前の出資なんぞいらんわ”ってな話ばかりですが。。。)
人類創世以来、インターネット誕生以来の進歩はすさまじく、世の中の不便はどんどん便利になっていき、反面、いろんなものがネットに置き換えられて街が寂しくなっている気もします。
いまや建物を建てるより、税金高くなっても駐車場にするほうがいい、って時代じゃないですか。六本木とか大都会の真ん中でもですよ。デパートの撤退も相次いでるし、都市でも空きテナントよく見るようになったし、ほんとうに景気はいいのか疑問にすら思います。
不動産業界に頑張ってもらわねば、街も人も国も元気にならないと思うので、僕らも精いっぱい不動産業者差をサポートできればと思っています。
それではまた。
徐々にデフレが進行してるんだって!
なんかやっぱ最近景気おかしいよねーって感じる場面があります。
そんな中で、妙に納得の記事を見つけました。
人件費高騰というウソ。幸楽苑の「大量閉店」が象徴する日本の病
内容をかいつまんで言うと、人手不足と人件費高騰でお店の運営もままならないってとこが増えてるけど、実際はそうじゃなくて、ひそかなデフレが進行してきているんじゃないか、っていう感じの内容。
世の中のあらゆる経営書には戒めで「安易な安売りはするな」って書いてありますよね。
ここ10年来のデフレ期間中は安値競争の逆に商機ありみたいな経営ノウハウ本もたくさん出て、値段よりも価値を売れ、価値を高く売れっていうか適正価格を追及していけ、みたいな論調がマーケティングの主流だったじゃないですか。
でも、なんか、いまやその価値追及&適正価格すらもちょっと怪しくなり始めている気配はあります。
個人消費の低迷もたしかにあるんだろうけど、将来不安も大きいですよね。
僕の周りでも「介護」する人たちが増えました。友人や仕事仲間たちにも介護しながらがんばっている人々がいます。
自身がそうなればもちろんのことながら、身近にそういう人が増えればやっぱり将来が不安になります。
そうして経済がどんどんシュリンク(縮小)する方向に言ってるんじゃないかなってちょっと心配になりますね。
すこしでも安く買うならネットでしょうし、お金使わないとなれば外でコーヒー飲まないよう気を付けるし、余計なものは買わないようにしようと思うし。
不動産業においても、昨春は、今までと違って「引っ越し」よりも「更新」する人が増えたとあちこちで聞きました。
引っ越ししたらお金かかるしね。大家さんにとってはいいかもですが。
とりあえずね、未来に希望がないと思うんですよ。
日本の未来は明るいとか、がんばれば良くなるとか、そんなのがないから、「将来が不安」とかになっちゃう。
将来が不安だから余計なもの買わない、そして世の中でお金が回らず経済が回らないと。
これだけの株価と好景気にどこでお金が回ってるかといえば、日本の世間ではなく、世界の金融市場でぐるぐる回ってるだけなので。
政治家が与党批判ばっかりで、だれも全然未来を示してくれないし、やっぱり自分たちの未来は自分たちで作っていかねばなりません。自分でやんないとだれも用意してくれないもん。
シュリンクする世間の中で、同業他社のとの競争に勝ちながら生き残っていく、なんかデフレ下に逆戻りしたような、いや、お客さんが少なくなってきているのでもっと厳しいのかも。リーマン時のような爆発じゃなくて、徐々にくる厳しさなのでたちが悪いし。
ことしも何やかやであと1か月。
来年はどうなることでしょうか。
皆様にとっても僕にとってもよいとしてあることを願います。
残り少ないですががんばっていきましょう。
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